ライブラリーにむつさんが来てくれ”コモンズ”の話をした。
むつさんはコモンズデザインとして、
まわしよみ新聞や直観讀みブックマーカーなどの活動?をやってはるかた。
お話していてとてもおもしろい。
コモンズについてなんとなくイメージはわくけれど、
いざ言葉にすることができずにいたので聞いてみた。
コモンズというのは、エリアとエリアの間にある空間のこと。
直接境界線として分けてしまうと争いごとが増えるので、
ぼんやりと共用する空間を設けておくところを指す。
コモンズにあるものは、誰の所有物でもないので、
すべてを採り尽くさないかたちでお互いが利用できる。
日本では入会(いりあい)と呼ばれていた。
コモンズは日本の中でどんどんなくなってきている。
実際の場としても、機能としても。
縁側なんていうのはコモンズのよい例で、
そんな"だれでも”ふらっと覗けるような空間が現代では本当に少ない。
現在、コミュニティ(共同体)はその価値や重要性が再認識され色んな所でコミュニティデザイン(活性化)が行われている。
しかし、コミュニティというのは形成していく過程でやはりこぼれてしまう人もいるし、一度できてしまうとなかなか入りにくいという面もある。
そんな時にコモンズがあれば、そういう人たちを受け止めることができる。
コミュニティとコモンズはそれぞれ役割が違って、両方必要なんだけれど、今コモンズに対する取り組みをしているところはあまり聞かない。
コモンズ的な役割とは何なのか。
その場所や機能についていろいろ考えて行きたい。
というのを最近よく考えている。
今関わっているまちライブラリーは、コモンズにはなかなか成り得ていない。
入り口の敷居は低く、奥行き深く。
どんな人でも楽しめる、場所と手法。
乞うご期待という感じでー
関連キーワード:住み開き
PS:尖閣諸島もコモンズにしちゃえばいいのにね!
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